気ままにゲームする

プレイしてきたゲームの記録。つらつらと私見を語るだけ。

グリコンfitを使ってみた感想

先日、破格でHORIのグリコンfitを手に入れたという記事を書いたが、手元にあるアクション要素があるゲームで一通り使ってみて感じたことを、それぞれ項目に分けて書いていこうと思う。

これは手元にあった亜双義とグリコンfitがちょうど同じ大きさだったのに感動して撮った一枚。同じぬいぐるみを持っている方はサイズ感の参考になる……かもしれない。手に入れた経緯はこちらから。

・海賊無双4

個人的には無双ゲーの中でも遊びやすい部類。キャラゲーとして比較的良質だし、ボタンをガチャガチャやってればなんとなく無双してる感が出るからだ。どのキャラでもある程度特性を理解し、愛を持って使い続けていれば無双できるのが魅力だと思う。白ひげやカイドウ、ビックマムなど一部ぶっ壊れ気味のキャラクターがいるものの、彼らのワンピース本編での扱いを考えると何も違和感が無いのが面白い。とにかくキャラを動かしているだけで楽しいゲームで、グリコンfitはレバガチャしても一発で壊れてしまいそうな脆さが無いため遊んでいて気持ちいい。視点リセットがL、敵注目がR、ダッシュがZL、必殺技がZR+任意のボタンなのだが、どれも個人的にはジョイコンでは押しにくく、触ったら不安を覚えるボタンなので、グリコンfitの快適具合が半端ない。


推しはドレーク。彼は非常にスピーディな立ち回りと悪魔の実による変身でパワフルな立ち回りを両立出来ることが特徴的。なんのストレスもなく好きなキャラで無双できるのは楽しい。余談だが、身長2m越えの三十路の大男が猛スピードで走り回るあげく、空から降ってくる絵面がなかなか怖くて毎回笑ってしまう。


・Cult of the Lamb

ギリギリジョイコンで遊べていたゲームだが、グリコンfitでストレスフリーになった。このゲームは不思議のダンジョン方式のアクションパートと牧場物語的な運営パートに別れており、前者ではレバガチャが活きる。ダンジョン内に仕掛けられたトラップの種類が豊富で必然的に駆け回るプレイングになるうえ、回避の恩恵が強く、とりあえずB連打で回避しておけばどうにかなるからだ。


これは愛しい信者たちと仲良く食卓を囲んでいるところと、その信者を贄に復活の儀を行っているところ。
本作はローグライクゲームで、武器は毎回ランダムで決まる。私は苦手な武器に当たるととことん雑魚になってしまうので、呪いという強力な技を連打できるようになる装備でダンジョンに潜っている。タイミングを見極め敵の懐に潜り込む必要のある武器とは違い、呪いはひたすら連打すればどうにかなるので、丈夫なグリコンfitと私のプレイスタイルはマッチしていると思う。


・HADES

言わずと知れた名作インディー。ゲームが下手くそな私にとって、最初は一番簡単なイージーモードでもキツかった。が、死に戻りを繰り返して攻略のコツを掴み、徐々に地獄の階層を上がっていく感覚はとても楽しい。初めてハデスを倒した時はリアルにガッツポーズをした。会うたび会話内容が変化するNPCたちと死に戻りシステムがマッチしていて面白い。


これは死に戻りを繰り返すことで、攻略対象のタナトスの好感度をコツコツ上げているところ。システム的には牧場物語の贈り物に近い。
このゲーム、個人的にグリコンfitの恩恵をめちゃくちゃ感じたゲームである。というのも、私は電磁砲という長距離射撃武器に通常攻撃にスリップダメージのデバフを付けるというド陰湿な戦法をメインにしているのだが、この電磁砲はボタンを押してリロードをしなければならない。で、そのリロードに割り振られているのがRスティック押し込みである。HADESは終盤に行くと敵がとんでもなく多くなり、攻撃スピードも上がる。各エリアのボスも初見で撃破するのはほとんど不可能だ。そんなシビアな戦闘で頻繁にRスティックの押し込みを要求されるのはキツい。しかし、グリコンfitの背面ボタンにR押し込みを割り振っておくと、この課題は綺麗さっぱり解決した。リロードのもたつきが解消されたおかげで、心置きなくタナトスとのロマンスに集中できるようになった。


ホグワーツレガシー

なるべくこのゲームは携帯モードでプレイしたい。グラフィックが多少マシに見えるからだ。それに、マメに探索するのが楽しいゲームと携帯モードは相性がいい。ごろ寝しながらホグワーツレガシーとはなかなかな贅沢だろう。ゲーム自体は楽しいことに間違い無いのだが、あのクエストやらなきゃ、あそこ行かなきゃ、とやることが溜まってくるとSwitchを起動することすら億劫になってくる。やっぱりこういうゲームは携帯モードになるとプレイするハードルがぐっと下がる気がする。


空を飛ぶところと、敵対するゴブリンをぶっ飛ばしたところ。今作の主人公は敵に一切容赦しない。
これもグリコンfitの恩恵を感じたゲームだ。このゲーム、アクションパートではRスティック押し込みが敵注目なのだが、先述の通り私はスティック押し込みは出来ればやりたくない。単純にやりにくいし、そのままぽっきり折れてしまいそうなジョイコンのスティックの感覚を脳が覚えているからだ。そこで背面ボタンの登場。おかげで密猟者の拠点にカチ込むのが楽しくなった。


・ティアキン

名作ブレワイの続編。前作と世界観が地続きな続編である今作は、ブレワイの美味しい部分をそのままに、新要素を加えパワーアップしている。前作も文句なしに面白かったが、今作も負けず劣らず面白い。本編のクオリティはもちろんだが、このゲームは発売までファン同士でゲーム内容を考察したり、予約特典をどれにするかで盛り上がっていたり、と交流していた期間も楽しかったように思う。この期間がティアキンへの期待を保ち、ワクワクドキドキした気分のまま発売日を迎えることが出来た。私なんか、楽しみにしすぎて発売日に言語の授業を蹴って家に走って帰ったぐらいだ。


自分のティアキンスクショリストの中でもお気に入りのサグラダ。お気に入り過ぎてお金を貯めて部屋に飾れるようにした。
先述の通り、ティアキンはブレワイの正統進化的なゲームである。新要素のトーレルーフ、スクラビルド、モドレコ、ブループリントで等々て元々あった自由度がぐっと広がったが、いかんせんこの新要素たちはボタンを複数押さねばならない。特にスクラビルド。矢の先に素材をくっつけられるのだが、例えば爆弾をくっつけた矢を放ちたい場合はZR、十字ボタン、Rスティック、となかなか忙しい動作が必要になる。そもそもこのゲームは弓がめちゃくちゃ強いので、必然的に弓のキーコンに割り当てられているZRに触れる機会が増える。再三述べている通り、私はジョイコンのZRボタンを信じていない。というか、大切に思うあまり、出来ればジョイコン自体に触りたくないのだ。ボタンやスティックをガチャガチャやっても不安を覚えない点、グリコンfitは本当に素晴らしい。


・まとめ

読んでお分かりになると思う。私はもうグリコンfitが無いとゲームが出来ない。それほどまでにこのコントローラーが与えてくれるゲーム体験は素晴らしい。強いて難点をあげるなら、本体と無線で繋がらないためホームボタン長押しでスリープ解除が出来ない点である。しかしそれ以外には使うメリットしかないので全然気にならない。安心安全なHORI製、カラバリも豊富でポケモンドラクエなどがテーマになったコントローラーもある。ここ数日で実感したのだが、コントローラーの質はゲーム体験の質に直結すると言っても過言ではない。Switchの携帯モードで快適にゲームがしたいのなら、私的にグリコンfitはマストバイだ。もし興味がでたら、公式サイトを覗いてみてほしい。
hori.jp